考えられる原因

ここでは、息子の家出の原因として考えられるものを緊急度の高い順に紹介していきます。

息子の家出原因を緊急度の高い順にチェック

小さな子供の場合は好奇心や興味から家出をするケースが多く、思春期以降になると、両親への反発や家庭以外の環境における問題によって家出をするケースが多いようです。

親にはなかなか理解が難しい子供心。しかし、なぜ家出をするに至ったのかその動機を探ることによって居場所が突き止められることもありますし、再発の防止にもなります。ぜひ参考にしてください。

自殺を決心

遺書や手紙を書き残して突然の家出…。まずは急いで警察へ届出ましょう。 自殺を考えての家出では、姿を消してすぐに自殺決行をする傾向にあります。しかし、やはり死ぬのが怖くなってなかなか死にきれないでいるケースも多いので、とにかく迅速な対応が重要です。

いじめや失恋、挫折など、ショックなことが起こって自殺を考え、人に見つからないところで死のうと家出をするケースです。

単なる家出の場合は置き手紙などがない場合が多いですが、自殺を考えての家出だと遺書的な書き置きが残っていることが多いので、もし書き置きが残っていたらとにかく早めの捜索を開始する必要があります。

再発を防止するために、発見されても感情任せで子どもと接しないこと、子どもの様子や変化をよく観察することが大切です。

いじめ

学生の場合は、いじめが原因の家出も少なくありません。とくに遺書などがなくても自殺に至るケースなので、迅速な対応が求められます。また、無事見つかったとしても、根本的な原因が解決できないかぎり再発の可能性は高いと言えます。

学校に行くのを嫌がる、言葉には出さなくても今までより朝の様子が暗いといった場合は、学校でいじめを受けている可能性があります。

家出をしてしまったときに、それまでと変わった様子はなかったかを振り返ってみましょう。

いじめは直接的な証拠を見つけにくいこともありますが、持ち物にいたずらをされることも多々あるので、教科書など学用品に変化がないかなども確認してみてください。

もし教科書に落書きがされている、破かれている、カバンに傷がつけられているなどといったことがあれば、いじめを苦に家出をしてしまった可能性が高いです。

受験失敗、留年・卒業できない

受験の失敗による挫折や、留年・卒業できなかったことを苦に家出するケースもあります。このケースにおいても、自殺を考えていることは少なくありません。 遺書などがなくても、自分で自分を追いつめてしまっている可能性が高いので危険です。すぐに届出を行なうのはもちろん、見つかったときには叱らず、やさしく受け止めてあげましょう。

今まで挫折がなかったような子が、こういったことで衝動的に家出してしまうケースが多いと言います。

自分に厳しい子どもが第一志望の学校に落ちてしまった、現役での卒業ができなかったなど、何らかの挫折を味わったときに、周囲に会わせる顔がないと家出をしてしまうケースです。

本人の性格によるところが大きいですが、それ以外にも周囲の期待が大きい、親御さんが教育熱心もしくは厳しい家庭の子どもだと、居場所がないと感じて家出に走ってしまう傾向があります。

こうした家出では、受験の失敗や落第などきっかけがあって間もなく起こるので、何が原因であったかは突き止めやすいと思います。

素行不良

学生が、夏休みなどの長期休暇中からプチ家出をするケースが多いです。知り合った悪い仲間の影響などが考えられます。なかには暴力団関係者にかくまわれているようなケースもあるようなので、ただの素行不良と放っておくのは危険。警察の生活安全課・少年係などと連携をとる必要も出てくるでしょう。

門限なく遊びたい、悪い仲間と知り合ってしまったなどといったことが原因で家出をしてしまうケースです。

予兆としては、門限を守らない、身なりが派手になった、お金の使い方が荒くなったなどの変化が見られます。

素行不良による家出は、1人でどこかに行くのではなく仲間がいる場合が多いので、子どもの友人などをあたってみるとよいと思います。

両親への不満

口うるさい、体罰を受けた、価値観を押し付けられた、子供だからって見下された…など、親に対する反発心から家出をするケースも少なくありません。繊細な子供ほど、家に居場所がないと感じてしまったり、親の愛情をそのまま愛情と受け取れなかったりするのです。

教育が厳しい、自分の話を聞いてくれないなどをきっかけに家出をしてしまうのですが、これまでのストレスが爆発して突発的に家を出てしまうので、何の用意もなく家出してしまう子どもが多いようです。

ちょっとした両親とのケンカをきっかけに飛び出してしまうケースが多く、手がかりがつかみにくいですが、落ち着いたら自分から戻ってくることが多いのもこのパターンの特徴といえます。

ただし、それまでの間に犯罪に巻き込まれてしまうことも少なくないので、早急に捜索を開始してください。

周りの環境になじめない

進学や転校などによって新しい人間関係を築かなければいけない環境に置かれたとき、よくみられるケースです。普段から登校・下校時間や、家庭内での様子を注意して見てあげましょう。もし何か気付くことがあれば、なるべく寄り添って話を聞いてあげてみてはいかがでしょう。

引越しや進学などで環境が変わり、その環境になじめないことが原因で現実逃避的な家出をしてしまうケースです。

この場合、少し前から不安や不満を口にしたり、元気がない様子などが見受けられるので、行方がわからなくなった原因は把握しやすいのではないかと思います。

ただし、普段から様子を見ていないと当然把握できませんし、行き先の検討もつきません。

好きな人と一緒にいたい、会いたい

ある程度年齢がいっている場合は、「この人と結婚したいのに認めてくれない」という、いわゆる駆け落ちによる家出が考えられます。一方でまだ学生などの場合、好きな人ともっと一緒にいたい…というような、お互いの気持ちが高まって突発的なプチ逃避行になるケースがあります。言うなれば駆け落ちごっこですね。

好きな人との交際を反対された、もしくは門限を気にせずもっと一緒にいたいなどといった気持ちで感情に任せて家出してしまうケースです。

学生同士の交際で、男女2人で家出をしてしまうこともあるようですが、多くは交際相手が社会人で一人暮らしなど、行くあてがあった上で家出をするケースが多いと思われます。

この場合は交際相手について理解していないと居場所を見つけにくいので、日頃から子どもの男女交際についてある程度話しやすい環境を作っておくことが大切です。

友達と一緒にいたい

まれに、友達ともっと遊んでいたい、家族より仲間といたい…といった気持ちから家出をするケースもあるようです。しかし、この場合はすぐに居場所が突き止められるケースが多く、家出中も単独で動いているわけではないので事件に巻き込まれる可能性は低いでしょう。

門限が厳しかったり、もっと遊びたいというときに家出をして友達のところから帰らなくなってしまいます。

友達と一緒にいたいのですから、1人でいるということはほとんどないのが唯一の救いだといえるかもしれません。

友達の家や繁華街などにいることが多いようです。

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