TOP » 【息子の家出】原因・行動・調査方法全ガイド » すぐに保護できない場合に起こり得ること

すぐに保護できない場合に起こり得ること

ここでは、息子さんが家出後、すぐに保護できないことで起こり得る事故や、巻き込まれる可能性のある事件などについてくわしく紹介していきます。

息子の家出で想定される事故や事件とは…?

少年の家出にはさまざまなリスクが伴います。何かの犯罪に巻き込まれるケースもあれば、初動が遅くなり発見が遅れたために遺体となって発見された…という最悪のケースも考えられるのです。以下に、事例を挙げてみました。

  • 当てもなくフラフラと彷徨っている最中に不注意で事故に遭う
  • 家出をしたものの、行く場所がなくさまよい歩くのは、家出少年によくあるケースです。 そのうちどこか行く場所が見つかったり、住み込みで働けるところを見つけられればよいのですが、フラフラとしているうちに事故に遭ってしまうというケースも、十分にあり得ます。

    夜暗い道をフラフラと歩いていて車に跳ねられてしまう、交通費がなく歩いてどこかに行く途中、川や崖から足を滑らせて転落してしまう、などということもありえます。人通りの少ない場所で事故に遭うと、発見が遅れて最悪の事態を招く恐れもあるためとても危険です。

  • 恐喝や強盗に遭う
  • 家出をしていなくても起こり得ることですが、家出中だとどこか顔に不安な様子が出てしまうので、恐喝や強盗の恰好の餌食となり得ます。

    いずれも、こじれると暴力や殺人事件に発展してしまう恐れがあるのでとても危険です。 家出をするために貯金をしていた場合は、当座の生活資金をすべて奪われてしまうこともあり、絶望から良からぬ方向に進んでしまうことも考えられます。

  • 家出少年に目をつけた暴力団員に声をかけられ、暴力団に引き入れられる
  • 暴力団は常に人手を欲しがっていますので、街をさまよう家出少年に声をかけては組織に引き入れています。

    お金がない、行くところがない家出少年は、たとえ暴力団だと分かっていて声をかけえもらえた安心感でついていてしまうことが多いようです。

    仮に本人にその気がなかったとしても、1人に対して複数人から強要されたら断りきれないので、意思に反して引き入れられてしまうことも少なくありません。

  • おいしい話を持ちかけられ、知らず知らずのうちに犯罪に加担してしまう
  • お金がない状態で長時間街を一人で彷徨っていると、空腹にもなるでしょうし、人恋しくもなります。

    そんなとき優しく声をかけられれば、救いの手を差し伸べられたと思ってしまってもおかしくありません。

    このような精神的に弱っているときにおいしい話を持ちかけられてしまうと、頭では犯罪だと分かっていても、つい言うことを聞いてしまう可能性が高いです。

    一度犯罪に手を染めてしまうと、その後どんどん感覚が麻痺してさらなる犯罪を重ねてしまうことも。

  • お金や食べる物に困って盗難・強盗をはたらく
  • 多少お金を持って出たとしても、雨風をしのぐ場所がなければあっという間にお金は底をつきます。

    お金がなければ食べるものも買えませんが、食べなければ生きて行くことができません。 万引きをして当座の食料を確保するというのはよくある話ですが、万引きを超えて強盗などの犯罪を犯してしまうケースもあります。

    犯罪は続けることで罪の意識が薄れてしまうので、どんどんエスカレートしていきがちなのがとても怖い部分です。

  • 性犯罪に巻き込まれる
  • 女子の家出で被害が多いのは、やはり性犯罪です。

    行く場所がないときに声をかけられてついて行ってしまえば、かなりの確率で性犯罪に巻き込まれます。

    レイプも恐ろしいことですが、少女売春を強要されるなど抜けられない犯罪に巻き込まれる可能性があるため、女子の家では男子よりも非常に危険が大きいです。

    最近では家出少女を拉致して監禁し、売春させて報酬を得る組織が多いようですので、そうなると身の危険はもちろん、救出が難しくなってしまいます。

  • 土地勘のない場所で災害が起こったために避難が遅れる
  • 家出をして誰も知らない遠くの街に行こうと考える少年少女は多いようです。

    しかし、土地勘のない街で災害が起こった場合、どこに避難をすればよいかわからないために避難が遅れ、最悪の事態を招く恐れも否定できません。

    特にここ数年の日本は各地で大地震が起こっていますし、洪水などの水害も目立っています。

    確実に安全な場所はありませんから、いつこうした災害に巻き込まれないとも限らないのです。

  • 自殺をしてしまう
  • もっとも考えたくないことですが、自殺を目的として家出をするというケースもあります。

    身内に迷惑をかけないように、と人里離れたところで死のうと家出をするのです。

    自殺が目的の家出ではなかったとしても、お金が底をつき、住む場所も食べるものもない状態に絶望して自殺をしてしまうというケースも考えられます。

これらは最悪のケースとも言えますが、こういった恐れがないとは言えません…。とにもかくにも、一刻も早く警察に届け、同時に探偵事務所や興信所に捜索の依頼をすることです。

実際に家出少年が起こした事件を1つピックアップしてみましょう。

18歳の家出少年がバイク盗難

青森県警五所川原署は、大阪府守口市でロードバイクを盗んだとして、窃盗の疑いで無職の少年(18)を逮捕。同署によると、盗んだロードバイクで青森県鶴田町までの900キロを移動したとみられる。少年は家出中で、横浜在住の家族が行方不明の届けを出していた。青森県鶴田町の「道の駅つるた」の従業員から「若い人が長時間いて不審だ」と署に連絡があり、警察官が職務質問したところ、少年は容疑を認めたという。逮捕時の所持金は数円で、「3日間ぐらい何も食べていない」と話したという。

参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/170218/wst1702180032-n1.html

いまだに見つかっていない事例も…

家出したまま、いまだに見つかっていない少年の存在も多くあります。以下に、いくつかの実例を挙げてみました。

  • 17歳
    平成25年2月8日午後1時30分頃、岩手県宮古市内で行方不明になっています。
  • 17歳(高校2年生)
    平成26年1月22日(水)、午後8時頃に、多気郡明和町の自宅から徒歩で出たまま、分からなくなっています。
  • 15歳(中学3年生)
    当時の服装はオレンジ色のジャージの上下。所持金1万円程度。10月7日(年は不明)から行方不明になっています。
  • 8歳
    平成12年10月20日(金)夕方、当時小学校2年生の児童(岡山県在住)が家を出たまま帰宅していません。
  • 14歳
    平成24年11月6日(火)、自宅から自転車で出かけたまま、消息不明になっています。

>息子の家出の原因についてはこちら

>息子の家出後のよくある行動パターンはこちら

>息子が家出をしたとき、親はどうするべきかについてはこちら

>息子の帰宅後の正しい対応についてはこちら